基壇部は躯体手摺で重厚感を、上層部には乳白色のガラス手摺を用いて抜けるような軽やかさを持たせました。各階を分節するホワイトラインや上層部のマリオンなどをアクセントに設え、建物の表情を豊かに演出しています。
ケヤキ並木の豊かな緑や、大空の青さと呼応するアースカラーのタイルを採用。地域のランドマークとして存在感を放ちます。
季節を通して楽しめる植栽や、キャノピーを設えたエントランスコートがゆったりとした構えを演出。樹々の成長が、住む人々の愛着をより一層深いものへ導いていきます。
風除室を抜けた先のエントランスへとつながる木とガラスで構成した扉や、その先の照明計画で、建物内への期待感を醸成しています。
迎賓の空間として、住まう方々のコミュニティを育む空間として利用できる、インナーコートの緑を採り込んだ開放的なロビーラウンジです。
エントランスホールとロビーラウンジを分節する光の演出。ロビーラウンジの壁面には鏡を用いて、奥行きを演出しています。
子どもを自由に遊ばせながら、ママ同士のコミュニケーションを楽しめます。屋外には丸太のテーブルや椅子を配した、ウッドデッキが広がる気持ちの良い空間です。
エントランスの正面に位置するインナーコート。日常で緑を感じる空間であるとともに、住まう方々の「行ってきます、お帰りなさい」が集う交流のコンタクトポイントです。
地域の方々の触れ合いの場や、ママやお子様同士のコミュニティを育む場として利用できるよう、敷地内にベンチを配置しています。