この夏、フラちゃんはお姉さんになりました。
弟が生まれたのです。名前はペペ。

親戚やパパとママのお友だちは我がことのように喜んでくれて、
素敵なお祝いがたくさん届きました。

パパとママはみんなの気持ちが嬉しくて、
お返しの「内祝い」をあれこれ検討。
選んだのはフラちゃんも大好きなカステラです。

かわいい赤ちゃんのイラストとともに、
ペペちゃんの誕生日と生まれたときの体重を入れたものを用意しました。

カステラを注文したのは大阪で有名な長崎堂。
長崎出身の創業者が、純長崎式のカステラの美味しさを伝えようと大阪で初めてカステラのお店を開き、創業90年を超えます。

カステラの材料は卵、小麦粉、砂糖、水あめと、とてもシンプルです。
だから同社は材料を厳選。保存料や添加物を一切使わず、卵と砂糖の力で自然に焼き上げ、材料のもつ風味を活かしています。
そうした材料へのこだわりと、「美味しいお菓子を届けたい」という思いが込められたカステラは、
しっとりときめ細かな仕上がり、それでいてふんわりとしているのが特徴。口に入れると卵の風味がまず広がります。
甘さは控えめで口当たりが軽く、パクパクといくらでもいただけます。

送り先からは「かわいい絵が描いてあって食べるのがもったいなかったけれど、食べ始めたら美味しくて、あっという間になくなったよ」と
好評でした。

そんな声が次々に届いて、パパとママが「次の内祝いはなんにしようかなぁ」と楽しそうに話をしています。
「赤ちゃんが生まれたときの体重と同じ重さの米俵があるみたいだよ」「紅白の素麺なんてきれいでいいんじゃないかしら」
パパとママの会話を聞いていたフラちゃんは思わず「フラも選びたい！」と叫んでしまいました。